オートライティングオプティマイザ(読み)おおとらいていんくおふていまいさ,おーとらいてぃんぐおぷてぃまいざ

カメラマン写真用語辞典 の解説

オートライティングオプティマイザ

 英語では Auto Lighting Optimizer 。被写体の明るさ・コントラストをカメラが解析。撮影結果が 「AE露出アンダー」 、「低コントラスト」 、「ストロボ露出アンダー (光量不足)」 、「逆光露出アンダー」 になりそうな時に、自動的に (多くの人にとって) 好ましい明るさ・コントラストの画像に補正する機能。  もともと、 露出補正 をかけるなどの技術を持たない初心者のために開発され、キヤノンのエントリーデジタル一眼レフカメラ、EOS Kiss X2 に初搭載された (平成20年3月発売) 。「かんたん撮影ゾーン」 では自動的にON、「応用撮影ゾーン」 ではON/OFFが選べた。その後、中級機の EOS 50D 、ハイアマチュア機の EOS 5D Mark II など上位クラスへの搭載が進み、JPEG画像だけでなく、RAW画像にも適用できるようになった。映像エンジンが DIGIC 4 になってからは、とくにシャドー部の補正にすぐれた効果を発揮する。補正効果も 「標準」「弱め」「強め」「しない」 から選べるようになるなど、より多機能になっている。

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