グラム当量(読み)グラムトウリョウ

デジタル大辞泉 「グラム当量」の意味・読み・例文・類語

グラム‐とうりょう〔‐タウリヤウ〕【グラム当量】

反応物質の量を表す単位化学当量グラムをつけたもの。例えば、酸素の化学当量は7.997であるから、その1グラム当量は7.997グラム。

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精選版 日本国語大辞典 「グラム当量」の意味・読み・例文・類語

グラム‐とうりょう ‥タウリャウ【グラム当量】

〘名〙 反応物質の量を表わす単位。当量にグラムをつけた量を一とする。

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百科事典マイペディア 「グラム当量」の意味・わかりやすい解説

グラム当量【グラムとうりょう】

化学当量にグラムをつけた量。たとえば酸素の1グラム当量は7.9997g。現在は使われていない。

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化学辞典 第2版 「グラム当量」の解説

グラム当量
グラムトウリョウ
gram equivalent

物質の質量の単位の一種.化学当量と同じ数のグラム(g)の物質の量.ただし,古い用語で混乱もととなるので,現在は使用しない.

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世界大百科事典(旧版)内のグラム当量の言及

【化学当量】より

…酸素の1/2原子量が酸素の当量で,これと化合する各元素の量をその元素の当量という。当量の値にグラムをつけた量をその元素の1グラム当量という。水素や酸素と直接には化合しない元素の当量は,当量が既知である適当な元素を仲介にして決めることができるが,一般にいって,元素は原子量/原子価の割合で過不足なく化合するものであるから,この値が元素の当量になる。…

※「グラム当量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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