グリビツェ(英語表記)Gliwice

デジタル大辞泉 「グリビツェ」の意味・読み・例文・類語

グリビツェ(Gliwice)

ポーランド南部の都市カトビツェの西約20キロメートルに位置する。シロンスク炭田があり、シロンスク地方の主要な工業都市に発展した。1939年、ナチスドイツの偽旗作戦であるグライビッツ事件が起こり、第二次大戦端緒となるポーランド侵攻が始まった。グリービツェ。ドイツ語名グライビッツ。

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百科事典マイペディア 「グリビツェ」の意味・わかりやすい解説

グリビツェ

ポーランド南部の鉱工業都市。カトビツェ西方22km,上シロンスク炭田の中心地で,グリビツェ運河によりオドラ川に通じ,バルト海と結ばれる。鉄鋼機械化学ガラス工業が行われる。工業大学冶金研究所がある。18万7500人(2011)。

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世界大百科事典(旧版)内のグリビツェの言及

【シロンスク】より

…上シロンスク工業地帯(GOP)とよばれる重化学工業都市群が形成され,ポーランド工業の核心部の役割を果たしている。両シロンスクの主要都市として先の3都市のほか,ソスノビエツ(25万),グリビツェ(21万),ザブジェ(20万),バウブジフ,ジェローナ・グーラ(11万)などがある。【山本 茂】
[歴史]
 シュレジエンの地名は,前300年ころから後350年ころまでオーデル川一帯に定住したバンダルWandal族の一部族の名称ジーリンゲンSilingenに由来する。…

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