サンタテレサ修道院(読み)サンタテレサシュウドウイン

デジタル大辞泉 「サンタテレサ修道院」の意味・読み・例文・類語

サンタテレサ‐しゅうどういん〔‐シウダウヰン〕【サンタテレサ修道院】

Convento de Santa Teresa
スペイン、カスティーリャ‐レオン州の都市アビラにある、17世紀に建造されたバロック様式の修道院カルメル会の改革を進め、跣足せんそくカルメル会を創立した聖女テレサ=デ=ヘススの生家跡に建てられた。1985年「アビラの旧市街と城壁外の教会群」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。
ボリビア中南部の都市スクレの市街中心部にある修道院。17世紀に創設。白壁の建物で、三つの鐘のついた鐘楼や、精緻な彫刻の施された祭壇がある。
ボリビア南部の都市ポトシにある修道院。17世紀にカルメル会により創設。銀採掘で栄えた植民地時代を代表する建物の一。現在は博物館になっており、金の装飾を施された豪華な祭壇や宗教画などを展示。
ボリビア中部の都市コチャバンバの市街中心部にある修道院。18世紀半ば、跣足せんそくカルメル会の女子修道院として創設。要塞のような堅固な壁に囲まれ、白亜の門が構える。現在は博物館になっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android