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ポトシ ポトシ Potosí

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ポトシ
ポトシ
Potosí

ボリビア南西端,ポトシ県の県都。ラパスの南東約 400km,アンデスの中部山脈中にあり,ポトシ山北西斜面の寒冷で荒涼とした高原に位置する。世界で最も高いところにある都市の一つで,標高 3976m。

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デジタル大辞泉の解説

ポトシ(Potosí)

ボリビア南部の鉱業都市。標高約3900メートルの高地にある。1545年のセロリコ鉱山の発見以来、莫大な量の銀を産出して繁栄した。現在は錫(すず)などを採掘。1987年、セロリコを含め「ポトシ市街」の名称で世界遺産文化遺産)に登録されたが、無秩序な採掘が続き、価値を損なうおそれがあるとして、2014年に危機遺産にも登録された。

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百科事典マイペディアの解説

ポトシ

ボリビア南部の鉱山都市スクレの南西約70km,アンデス山脈の東部,標高約4000mの高地にある。1545年セロ・リコ銀山が発見・開発され,1611年には人口15万人を抱える新世界最大の都市になった。
→関連項目大航海時代ペルーボリビアラ・パス

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世界大百科事典 第2版の解説

ポトシ【Potosí】

ボリビア南部にある鉱山都市。人口12万3327(1993)。標高3900m。市の南東にあるセロ・リコ銀山は1545年にスペイン人に発見され,16世紀後半から17世紀前半にかけて多量の銀をスペインを通じてヨーロッパに送った。市は1546年にスペイン人により建設され,1611年には15万の人口を抱える都市に成長し,当時の新世界最大の都市となった。当時のヨーロッパ世界ではスペイン語や英語の表現に〈ポトシのごとくに豊かな〉という表現が生まれたほど,このアンデス山中のおびただしい富と豪奢な生活はヨーロッパから来た人々を驚嘆させた。

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大辞林 第三版の解説

ポトシ【Potosí】

ボリビア南部の海抜4020メートルの高地に位置する鉱山都市。一六~一七世紀には多量の銀がスペインを通じてヨーロッパに送られた。現在はスズを中心とした鉱工業が発達。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ポトシ
ぽとし
Potos

アメリカボリビア南部の都市。3900メートルの高地に位置し、標高が世界最高の都市の一つである。人口14万5057(2001)。1545年にセロ・リコ山で銀鉱石が発見されて建設されたアメリカ大陸最古の鉱山都市で、莫大(ばくだい)な量の銀を産出した。16世紀末の最盛期には16万の住民がいたが、資源枯渇や銀の価値低下によってしだいに衰退し、一時は荒廃した。20世紀に入り錫(すず)の開発で復興し、現在はタングステン、銀、銅、鉛も採掘され、製鉄、製鋼、製靴、家具・電気器具製造も行われる同国有数の工業都市である。市街はコロニアル・スタイルの建物が大部分を占め、「11月10日広場」の周辺には鉱山の所有者ホセ・デ・キロスの旧宅をはじめ大邸宅が並ぶ。18世紀のバロック建築の傑作サン・ロレンソ教会は注目に値する。ポトシ市街は1987年世界遺産の文化遺産に登録されている(世界文化遺産)。[山本正三]

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世界大百科事典内のポトシの言及

【商業革命】より

…ポルトガルが喜望峰経由の新航路によってアジアに進出した結果,地中海経由の東方貿易で繁栄していたイタリア諸都市は打撃をうけ,17世紀になってより強力なオランダやイギリスがアジア貿易を展開すると,完全に没落した。他方,新世界では,とくに1540年代以後ポトシ銀山を中心とするペルーとサカテカス銀山を中心とするメキシコで大量の銀が産出され,その大部分がスペインに流入した。こうして,ポルトガル,ついでスペインが世界強国として勃興する。…

【ミタ】より

…吏員,特殊技能者を除く原住民の成年男子全員が,一度に総数の7分の1ずつ1~2ヵ月交代でかり出され,スペイン人の小麦農園,ブドウ園,オブラヘ,精糖場などで働いた。中央アンデスの人口中心地からやや南へはずれたポトシ銀山のためには,特別の〈鉱山ミタ〉が地域を特定して徴せられ,賃金はいくらか高いが交代期間は10~12ヵ月,仕事は過酷で死亡率も高く最も恐れられた。しばしば見られた労働者の酷使虐待は別として,大量の人口移動,スペイン人との直接の接触は原住民社会に甚大な影響を及ぼした。…

【ラテン・アメリカ】より

…地域により時期的にある程度のずれがあるとはいえ,おおよそ第1期は征服直後から16世紀中ごろまでの時代で,先住民社会に蓄積されていた財宝の略奪と,先住民の奴隷化およびその労働力を基礎とする砂金開発を特徴としている。第2期はアンデス高地のポトシ銀山の発見(1545)とメキシコ北部のサカテカス銀山の発見(1546)を契機とする銀開発の隆盛期である。砂金開発とならんで銀開発も征服時代の初期から始まっていたが,二大鉱山の発見に加えアマルガム法の導入(1556)によって低品位鉱石の精製も可能となり,またポトシ近くのワンカベリカで銀の精製に不可欠な水銀の鉱脈が発見された結果,16世紀末には新大陸の銀生産は急激に増大し,世界全体の9割に達した。…

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