サンブール国立保護区(読み)サンブールこくりつほごく

世界の観光地名がわかる事典 「サンブール国立保護区」の解説

サンブールこくりつほごく【サンブール国立保護区】

ケニアのサンブールにある、エワソ・ンギロ河を挟んで広がる3つの国立保護区。サンブールとバッファロースプリングスは似通った環境・植生で、2つの行政区(郡)に分かれていなければ1つの保護区といえる。東隣のシャバ国立保護区も西端は似ているが、中部から東部は溶岩質に覆われて環境や植生も異なってくる。面積は100km2とそれほど広くないが、動物の種類や数が多く、アミメキリンや縞目の細かいグレービーシマウマ、ソマリアダチョウ、オリックス大群など、南部では見られない野生動物が観察できる。アフリカゾウの個体数も多い。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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