オリックス(英語表記)Oryginae; oryx

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オリックス
Oryginae; oryx

偶蹄目ウシ科オリックス亜科の動物の総称。オリックス属 Oryx,アダックス属 Addax,ローンアンテロープ属 Hippotragusなどが含まれる。肩高1~1.6m。雌雄ともに長い槍形,サーベル形,あるいは栓抜きのようにねじれた形の角をもつ。尾が長く,尾の先に毛総がある。アフリカの開けた場所,砂漠地帯,比較的明るい森林地帯にすむ。なお,狭義にはベイサオリックス Oryx beisaをさす。この種は肩高 1.1m,額から顔にかけて黒色の斑紋があり,前肢上部と体側に沿って黒色帯がある。

オリックス

リース会社首位。 1964年オリエント・リースとして設立。 89年現社名に変更した。 72年にオリエント・リース・インテリア (現オリックス・アルファ) ,73年にオリエント・オート・リース (現オリックス・オート・リース) ,79年にファミリー信販 (現オリックス・クレジット) ,85年にバジェット・レンタカーなどを設立。 88年にはプロ野球球団阪急ブレーブスを買収 (現オリックス・ブルーウェーブ) 。売上構成比は,賃貸料収入 67%,割賦販売 14%,営業貸付5%,その他 14%。年間売上高 5939億 4100万円 (SEC方式) ,資本金 207億 9900万円,従業員数 3247名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

オリックス

正式社名「オリックス株式会社」。英文社名「ORIX CORPORATION」。金融業。昭和39年(1964)「オリエント・リース株式会社」設立。平成元年(1989)現在の社名に変更。東京本社は東京都港区浜松町。大阪本社は大阪市西区西本町。総合リース会社。リース・融資事業を中心に金融サービスを多角展開。子会社で信託・保険・自動車リース・レンタカー事業も行う。プロ野球チーム「オリックス・バファローズ」の親会社。東京証券取引所第1部・ニューヨーク証券取引所上場。証券コード8591。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

オリックス【oryx】

雄,雌とも長いまっすぐな,またはサーベル状の角をもった偶蹄目ウシ科オリックス属に属する哺乳類の総称。アラビアとアフリカの砂漠やサバンナに分布。肩高85~140cm,体長160~235cm,角50~127cm,体重55~255kg。ゲムズボックOryx gazella(英名gemsbok∥beisa),アラビアオリックスO.leucoryx(英名Arabian oryx),シロオリックスO.dammah(英名scimitar oryx)(イラスト)の3種がある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

オリックス【oryx】

偶蹄目ウシ科オリックス属の哺乳類の総称。中・大形のレイヨウ。
の一種。ベイサ-オリックス。肩高1.2メートルほど。長さ1.2メートルに及ぶ槍やりのような角をもつ。体は灰色ないし黄褐色で美しい。中近東・アフリカの、砂漠や草原に分布。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オリックス
おりっくす
oryx

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目ウシ科オリックス属に含まれる動物の総称。この属Oryxはアフリカ南部、西部、東部とアラビア南東部に分布し、砂漠や草原に生息する。大形ないし中形のアンテロープで、肩高は90~120センチメートル、体重は200キログラム内外である。雌雄ともに槍(やり)状、またはそれがサーベル状にカーブした長い角(つの)があり、長さは普通75~110センチメートルである。体色や斑紋(はんもん)は種によって異なる。普通5頭から十数頭の小群で暮らすが、雨期にはそれらが集まり、ときに100頭を超す大きな群れで生活する。群れはおもに雌と子からなり、雄は単独あるいは小群でいることが多い。草、木の葉、果実などを食べ、水がなくても長期間生存できる。交尾期になると雄どうしは角を突き合わせて闘うが、雄と雌も角を突き合わせて押し合う「打ち合い」(スパーリング)を行う。また、雄は雌を追いかけ、前足で雌の後ろ足の内側や外側に触れる「走り打ち」(ワイフキッキング)とよばれるディスプレーも行われる。妊娠期間は240~300日で、子は食物の豊かな雨期に産まれる。1産1子。乱獲され生息数は減少し、絶滅した種もあるが、次の4種が知られている。
 ゲムズボック(ケープオリックス)O. gazellaはアンゴラ、モザンビーク南部およびローデシア地方から南に分布する。角は100~122センチメートルあり、体は灰茶色で、額から鼻面と目から下あごにかけて黒斑がある。ベイサオリックスO. beisaはエリトリアからタンザニアにかけて分布する。角は70~105センチメートルで、体は黄土色。気が強く、ライオンさえも角で殺した例がある。シロオリックスO. dammahはセネガルからスーダンにかけて分布する。角は100~127センチメートルで、体は黄白色である。古代エジプト人は本種を家畜として飼育していたといわれる。アラビアオリックスO. leucoryxはアラビア半島に少数が生息し、もっとも絶滅が心配されている種である。角は75センチメートルほどで、体は汚れた白色。なお、オリックスはアダックスとともにオリックス亜科Oryginaeを形成する。[今泉忠明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

多文化主義

マルチ・カルチュラリズムともいう。さまざまな人種,民族,階層がそれぞれの独自性を保ちながら,他者のそれも積極的に容認し共存していこうという考え方,立場。「人種のるつぼ」的な同化主義に対抗する考え方で,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

オリックスの関連情報