ダイハツハイゼットL-35

日本の自動車技術240選 の解説

ダイハツハイゼットL-35

軽三輪トラックが小口物流に革命的な進展を付与し、これを受けて車両の 上級指向、四輪車時代への変遷先鞭をつける車両の一つとして世に出された。また、当車両の2サイクルエンジンの潤滑方式は、後の「オイルマティック」と称される分離潤滑方式の基礎になったもので、この新潤滑方式は2サイクルエンジンに広く 採用されることになった。保管場所ダイハツ工業株式会社 (〒563-8651 大阪府池田市ダイハツ町1番1号)
製作(製造)年1960
製作者(社)ダイハツ工業株式会社
資料の種類設計図・文献
現状公開
車名ダイハツ ハイゼット
モデル名L-35
会社名ダイハツ工業株式会社
製作開始年1960
設計者ダイハツ工業
車種・用途軽自動車・商用
スタイル軽四輪トラック
ドア数2
乗員2名
車両重量540
構造ピックアップ型
バンパーあり
ステップなし
全長2990
全幅1290
全高1420
タイヤサイズ゙前4.50-12-4PR(ULT)後4.50-12-6PR(ULT)
フレームはしご型
後軸セミ フローティング式
軸距1940
前トレッドx後トレッド1120×1100
ステアリングボール循環セクタ式
ダンパー油圧式
スタビライザー
走行安定装置なし
特徴フロントサスペンション=ウイッシュボーン独立懸架式リヤサスペンション=半楕円板ばね・オイルダンパ併用
冷却/気筒配列空冷/直列2気筒
弁機構2サイクル ポート開閉式
気化器ソレックス式
内径x行程62×59
排気量356
点火系バッテリ点火
最高出力/回転数17/5000
排気浄化なし
過給機なし
可変システムなし
燃料タンク容量20リッター
特徴シュニューレ掃気式2サイクルエンジン燃料:混合油
ハイブリッドシステム形式なし
変速機前3、後1 シンクロメッシュ式
駆動方式FR
モード燃費-
参考文献自動車技術 Vol.15 No.3 1961 P139-141
その他事項積載重量:350;前照灯:2;ワイパー:あり;足ブレーキ:油圧内拡式;手ブレーキ:レバー式;比出力PS/I:47.8;最終減速:6.571;最高速度(Kkm/h):75;燃費率(Km/l):25;

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

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