テヴナンの定理(英語表記)Thevenent theorem

法則の辞典 「テヴナンの定理」の解説

テヴナンの定理【Thevenent theorem】

鳳‐テヴナンの定理*と呼ばれることもある.図(a) のような回路網の二端子に,インピーダンス ZR を接続したとき,ここに流れる電流は図(b) のような等価回路で表現可能である.ここでEOCZR の接続された二端子の解放電圧で,Z はこの二端子より回路網をみたときの等価インピーダンスである(この定理最初ヘルムホルツが発見したものであり,本来ヘルムホルツの定理*と呼ぶべきだという主張もあるが,混同を避けるためか,テヴナンの定理,あるいは,鳳‐テヴナンの定理と呼ばれている).

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android