ニジニ・ノブゴロド(読み)ニジニノブゴロド

百科事典マイペディア 「ニジニ・ノブゴロド」の意味・わかりやすい解説

ニジニ・ノブゴロド

ロシア西部,ボルガ川オカ川との合流点に位置する工業都市,河港都市。自動車造船工作機械冶金などの工業が行われる。1221年創設,16世紀以後商業の中心として,その定期市で知られた。アルハンゲリスキー聖堂(1631年)がある。1932年M.ゴーリキーを記念してゴーリキーと改称したが,1990年旧称に復した。第2次大戦後は,軍事産業都市として外国人立ち入りが禁止されていたがソ連解体後は経済改革実験が積極的に推し進められた。125万人(2010)。
→関連項目ラージン

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