パルミトレイン酸(読み)パルミトレインサン

化学辞典 第2版 「パルミトレイン酸」の解説

パルミトレイン酸
パルミトレインサン
palmitoleic acid

cis-9-hexadecenoic acid.C16H30O2(254.41).CH3(CH2)5CH=CH(CH2)7COOH.融点-0.5~+0.5 ℃.1.4585.生物界に広く分布しており,タラ肝油,ニシン油などの海産動物油に15~20%,ほ乳動物の肝臓脂質に6~8%,乳脂に3~4% 含まれている.生体内ではパルミチン酸からつくられる.[CAS 373-49-9]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「パルミトレイン酸」の解説

パルミトレイン酸

 C16H30O2 (mw254.41).

 炭素数16のモノエン酸.魚油に比較的多い.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報