ベールオブホワイトホース(英語表記)Vale of White Horse

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ベールオブホワイトホース
Vale of White Horse

イギリスイングランド中南部,オックスフォードシャー県中南部の地区。旧バークシャー北部を含む地域で,白亜丘陵のバークシャーダウンズ(→ダウンズ)北部のホワイトホース谷を占める。谷はシュリベンハムからアビンドンまでテムズ川の支流オック川沿いに約 27km延び,ホワイトホース丘陵の斜面にはアルフレッド大王の生地とされるウォンティジがある。オック川がテムズ川に流入する地点アビンドンはこの地区の行政中心地であり,最大の町でもある。地区内には原子力エネルギー研究所,農業研究所があり,自動車,医療機器などの工業がある。面積 581km2人口 11万5632(2001)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android