ホモロジー代数学(読み)ホモロジーだいすうがく(英語表記)homological algebra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホモロジー代数学」の意味・わかりやすい解説

ホモロジー代数学
ホモロジーだいすうがく
homological algebra

位相幾何学におけるホモロジー群理論 (ホモロジー論) が進むにつれて,そこで用いられる方法が,いままで個々別々に研究されてきた代数学の種々の問題を統一的に取扱うのに非常に有力であることが明らかになってきた。第2次世界大戦後にこのようにして確立された一般的体系ホモロジー代数と呼んでいるが,これは数学の他の分科に対しても大きな影響を与えつつある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android