ユーモレスク

デジタル大辞泉 「ユーモレスク」の意味・読み・例文・類語

ユーモレスク(〈フランス〉humoresque)

こっけい味を帯びた軽やかな器楽曲小品。特に、ドボルザーク作品が有名。

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精選版 日本国語大辞典 「ユーモレスク」の意味・読み・例文・類語

ユーモレスク

〘名〙 (humoresque) 器楽曲の一形式。ユーモラスな、軽やかな気分をもつ小曲。特にドボルザークの作品が名高い。
※新帰朝者日記(1909)〈永井荷風〉一月一〇日「『何と云ふ曲で御在ます』〈略〉『シュマンのユウモレスク』」

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デジタル大辞泉プラス 「ユーモレスク」の解説

ユーモレスク〔曲名:ドヴォルザーク〕

チェコの作曲家アントニン・ドヴォルザークのピアノ曲集。原題《Humoreska》。第7曲は最もポピュラーなピアノ曲の一つであり、フリッツ・クライスラーによるヴァイオリン用編曲版が知られる。

ユーモレスク〔曲名:シューマン〕

ドイツの作曲家ロベルト・シューマンのピアノ曲(1839)。原題《Humoreske》。ドイツ語読みで『フモレスケ』とも呼ばれる。「気まぐれな、陽気な」を意味する。

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