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ドイツ語 ドイツご German language

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドイツ語
ドイツご
German language

ドイツ,オーストリアの公用語。スイスでも公用語の一つであり,その他のヨーロッパの国々にも話し手をもっている。インド=ヨーロッパ語族ゲルマン語派に属し,英語などとともに西ゲルマン語群をなす。

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デジタル大辞泉の解説

ドイツ‐ご【ドイツ語】

インド‐ヨーロッパ語族ゲルマン語派に属する言語。ドイツオーストリアスイスリヒテンシュタインなどで話されている。同系統の英語に比べ、複雑な語形変化を有し、複合語が豊富。

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百科事典マイペディアの解説

ドイツ語【ドイツご】

インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属する言語。英語,オランダ語に近いが,英語に比べると古い語法を残し,動詞の語尾変化,名詞,形容詞,冠詞の格変化は複雑。現在はドイツ,オーストリア全域と,スイスの一部を中心に用いられている。
→関連項目イディッシュ語オランダ語

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世界大百科事典 第2版の解説

ドイツご【ドイツ語 German】

ドイツ連邦共和国,ドイツ民主共和国,オーストリア共和国,スイス連邦リヒテンシュタイン公国の公用語であり,それぞれ6140万人,1677万人,752万人,400万人,3万人(1977)により使用されている。また,アメリカ合衆国ベルギー王国においても,それぞれ600万人,15万人により使用される。ドイツ語はまた,ルクセンブルク大公国において書き言葉として用いられ,東欧各地においては孤立言語圏を形成している。

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大辞林 第三版の解説

ドイツご【ドイツ語】

インド-ヨーロッパ語族のゲルマン語派西ゲルマン諸語の一。ドイツ・オーストリア、およびスイスの一部に行われる。ドイツ南・中部の高地ドイツ語と、ドイツ北部の低地ドイツ語に二大別され、標準ドイツ語は高地ドイツ語に基づく。独語。

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世界の主要言語がわかる事典の解説

ドイツご【ドイツ語】

インドヨーロッパ語族ゲルマン語派に含まれる言語で、英語オランダ語などとともに西ゲルマン語に属する。ドイツ、オーストリア、スイス、ルクセンブルク、リヒテンシュタインで公用語ないしその一つになっている。その他ヨーロッパ各地や南北アメリカでも話され、話者数は1億3000万人。歴史的にはドイツ中部・南部(高地ドイツ)のゲルマン諸部族の方言を基盤とする。それらが統一的な文語をもたないまま、古高ドイツ語中高ドイツ語の段階を経て14世紀の新高ドイツ語に至り、官庁語の交流、ルターの聖書翻訳、印刷術の普及などで文語の標準化が進んだ。その完成度を高めたのは17~19世紀にかけての文法学者、作家、詩人たちである。発音では、第1音節にアクセントがおかれること、b・d・gの音が語末ではp・t・kになること、屈折語の性格を保ち、名詞が4つの格をもつこと、語順では動詞の位置が厳密であること、などの特徴がある。◇独語ともいう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ドイツ語
どいつご

英語と同じく、インド・ヨーロッパ語族、ゲルマン語派の西ゲルマン語系に属する言語(ただし、ゲルマン語派を北ゲルマン東ゲルマンおよび西ゲルマンの三語派に分けるこの三分説は、今日かならずしも定説ではなく、異説を唱える学者もおり、言語学をはじめとする各分野の研究が進むにつれ、訂正される可能性がある)。
 ドイツ語にもっとも近い外国語はオランダ語、ついで英語である。英語になくてドイツ語にあるつづり字は、uという四つの母音、それに子音字(字母としては「エス・ツェット」と読む)である。はもとsとzの合字で、発音はssと同じであるほか、語頭に置かれることはなく、また、前後のつづり字のいかんによってssと交替する(たとえば、「忘れる」は、不定詞はvergessenであるのに対し、過去基本形はvergaである)。[濱川祥枝]

ドイツ語の歴史

「ドイツ語」にあたるドイツ語の単語Deutschは、786年、あるラテン語の文献にtheodiscusという形で現れたのが、今日知られている最初の例であるが、これは、「民衆」を意味した当時のドイツ語dietから派生した形容詞diutiscのラテン語形であって、当時の上流階級や知識階級の公用語だったラテン語に対する「民衆の言語」の意味であった。ただし、むろん、ドイツ語という言語が統一的な言語として初めから存在したわけではけっしてなく、ゲルマン諸部族の方言が、長期にわたる複雑な同化の過程を経て、18世紀の終わりごろ、標準ドイツ語としてようやくいちおうの成立をみたのであって、ドイツが昔もいまも中央集権の国ではなく地方分権の国であることとも相まって、各種の方言はいまなお健在である。「高地ドイツ語」を意味するHochdeutschという単語は、今日では「標準ドイツ語」の意味にも用いられるが、これは、現在の標準ドイツ語が、高地ドイツ(つまりドイツ南部)の方言を基盤にして成立したことからきている。
 ドイツ語の時代区分も、あらゆる時代区分の例に漏れず、さまざまの論議をよぶが、今日比較的多くの学者によって支持されているのは、Althochdeutsch(古高(ここう)ドイツ語)、Mittelhochdeutsch(中高(ちゅうこう)ドイツ語)、Frhneuhochdeutsch(初期新高(しんこう)ドイツ語)、Neuhochdeutsch(新高ドイツ語)という四つの時期の区分であり、それぞれ、ほぼ750~1050年、1050~1350年、1350~1650年、1650年~現代までのドイツ語とされる。この時代区分も大ざっぱなものであることは免れず、また、古高ドイツ語や中高ドイツ語はともに、今日われわれが理解するような意味での「標準ドイツ語」ではない。
 かつて第一次子音推移によってゲルマン語がインド・ヨーロッパ語族の他の言語と区別される形態的特徴をもつに至ったのと同様、南部ドイツのドイツ語も第二次子音推移(高地ドイツ語子音推移とよばれることもある)を閲(けみ)することによって、他のゲルマン語、したがってまた北部ドイツのドイツ語(いわゆる「低地ドイツ語」NiederdeutschまたはPlattdeutsch)とも異なる様相を呈することになった。前述のとおり、このようにして生まれた「高地ドイツ語」が、標準ドイツ語の基盤となったのに反し、「低地ドイツ語」は、フリッツ・ロイターFritz Reuter(1810―74)のような低地ドイツ語作家の存在にもかかわらず、今日なお文章語としては確立されていない。
 なお、標準ドイツ語の成立にあたっては、ルターの聖書翻訳や、印刷術の発達と普及、ゲーテをはじめとする幾多の文人・作家、さらには文法学者などの努力が大いに貢献した。また、つづり字の統一についてはドゥーデンKonrad Duden(1829―1911)の、標準発音の確立についてはフィーエトルWilhelm Vitor(1850―1918)およびジープスTheodor Siebs(1862―1941)の功績を忘れるわけにはいかない。
 ほぼ1200年にわたるドイツ語の変遷史のなかで、とくに目だつのは、母音の単純化と衰微である。たとえば、名詞・形容詞の格変化や動詞の活用においても、昔のドイツ語は、現代ドイツ語よりはるかに多彩な母音を誇っていた。強変化(不規則変化)動詞が弱変化(規則変化)動詞に転ずることはあってもその逆はほとんどないことや、時代が下るにつれて接続法の使用範囲が狭まりつつあることなども、この傾向に拍車をかけている。[濱川祥枝]

ドイツ語の方言と日常語の地域差

文章語としてのドイツ語は、文法・つづり字および発音のそれぞれについて、ドイツ語地域全体に通用する標準がほぼできあがっている。けれども、日常生活で使用される口語においては、方言が幅をきかしているばかりではなく、発音にしても、標準発音の存在にもかかわらず、多くの場合、当人のおよその出身地がすぐさま聞き分けられる程度には、訛(なま)りのかかった発音が大手を振ってまかり通っているのが普通である。こうした方言は、細分し始めればそれこそきりがなく、極端な場合には隣村同士でさえ違うこともある。しかし大別すると、ドイツの方言は、北部の「低地ドイツ語」と南部の「高地ドイツ語」に分かれる(オランダ語は、今日では独立した独自の国語とされているが、系列からいえば低地ドイツ語の一分派である)。そして、いわゆる学校文法で標準ドイツ語だけを学んだ人には、このドイツ語各方言のあいだの著しい相異は想像しにくいが、よくいわれる、「北ドイツの人と南ドイツの人がそれぞれの方言で話をしたら、通訳なしではお互いに何をいっているかわからないだろう」というのは、けっして誇張ではない。
 こうした方言差のほか、ドイツ語では、日常語で用いられる単語に、地域によって相違がみられることがある。たとえば、「肉屋」は、北部ではSchlachter、中東部ではFleischer、南部ではMetzger、オーストリアではFleischhackerないしFleischhauerという。「カーニバル」は、ライン地方のケルンやマインツではKarnevalであるが、ミュンヘンをはじめ南部ではFaschingが定着している。「ネクタイ」は普通Krawatteというが、北部および中部ではSchlipsを用いることが多い。「馬」を意味する標準ドイツ語はPferdであるが、中部ではGaul、オーストリアを含めた南部ではRoという。「土曜日」は、標準ドイツ語ではSonnabendとSamstagがともに用いられるが、日常語としては、前者はデュッセルドルフ以北の地域で、後者はおもに南部で用いられる。「少年」を意味するKnabeは、Wiener Sngerknaben(ウィーン少年合唱団)のような少数の合成語の場合を除き、すでに雅語となっており、普通は、北部および中部ではJunge、南部ではBubという等々。[濱川祥枝]

ドイツ語の造語能力

ドイツ語は造語能力の豊かな言語である。たとえば、不定詞はすべて、頭文字を大文字で書くことによって中性名詞化されうるから、少なくとも理論的には、不定詞と同じ数だけの同つづり中性名詞が存在する。いや、目的語はむろんのこと、状況語を伴った不定詞さえ、一語として中性名詞になりうるから、その数はまだまだ増加する。形容詞の名詞化という現象もある。形容詞として使用可能な現在分詞・過去分詞をも含め、すべての形容詞は、頭文字を大文字で書いて名詞にする――しかも三つの性すべての名詞をつくる――ことができるから、こうしてつくられうる名詞もたいへんな数に上る。また、前つづりのついたいわゆる複合動詞で辞書に普通収録されているものはごく限られているが、これまた、理論上可能な前つづりと動詞の組合せの数は、ほとんど無限といってよい。それだけに、ドイツ語を読んだり聞いたりしていて、辞書に出ていない単語に出会う可能性もまた大きいわけで、そういう場合には、その単語をいったん既知の要素に分解し、しかるのちそれらを再合成すればよい。[濱川祥枝]

現代ドイツ語の分布

ドイツ語を母国語とする人の数は、現在およそ1億人である。そのだいたいの内訳は、ドイツ連邦共和国に7400万人、オーストリアに755万人、スイスのドイツ語地域に400万人余り(これはスイスの総人口の約3分の2にあたる)、がおもなところで、ルクセンブルクおよびリヒテンシュタインでもドイツ語は公用語であるが、数のうえからいえば、両国をあわせて40万人足らずにすぎない。
 以上のほか、国境の変更や移民の関係から、ベルギー、フランス、イタリア、チェコ、スロバキアなど、ドイツないしオーストリアやスイスの隣接諸国、あるいは、旧ソ連地域、ルーマニア、ハンガリー、アメリカ、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、南アフリカ、ナミビア、オーストラリアなどにもドイツ語グループが存在する。
 これら広義のドイツ語圏のうち、ドイツがその中核になっているところから、この国で使用されるドイツ語を「ドイツ本国のドイツ語」Binnendeutschとよんで、とくにオーストリアおよびスイスのドイツ語と対置することがあり、事実、オーストリアとスイスでは、公的な文書においても、意識的に「本国のドイツ語」とは異なった単語や表現形式が用いられることも珍しくない。他方、北イタリアのトレントやベローナの周辺には、それぞれ小規模ながら、ドイツ語の「孤立言語圏」Sprachinselがいくつもあり、非常に古い時代の移民の子孫であるこれら地域の住民は、中高ドイツ語、さらにはゴート語(東ゲルマン語の一分派)にまでさかのぼる、たいへん古めかしい言語習慣をいまだに温存しているという。
 ところで、ドイツ語圏であるドイツの「本国のドイツ語」も、東西に分かれていたころの社会・経済体制の相違から、お互いにかなり違ったものになってきつつあった。そして、このままの状態が続けば、ドイツ語は「西ドイツ語」と「東ドイツ語」に分裂してしまうのではないかという危惧(きぐ)が表明されることさえあった。確かに、政治や経済の領域の語彙(ごい)は両ドイツでかなり違っていたばかりではなく、同じ単語でもまるで意味の違うこともしばしばあったし、そのままでは他方のドイツで通用しない単語も次々に登場した。また、旧西ドイツでは英語の、旧東ドイツではロシア語の影響が著しいという事実も軽視はできなかった。しかし、両ドイツのドイツ語の基本語彙や文法の根幹は同一であり、また文章語という形で幾重にも固定されていたし、ドイツの統一を経た今日では、ドイツ語がかつての東西ドイツにおいてまったく別の道を歩むことになるとはまず考えられない。
 なお、政治や経済の領域における国際通用語としては、英語、フランス語、ロシア語およびスペイン語の後塵(こうじん)を拝しているドイツ語も、こと文化の各領域ではいまなお大きな役割を果たしており、たとえば、世界中で出版される書籍の10冊に1冊はドイツ語で書かれているし、ドイツ書の翻訳も、英語およびフランス語の書籍の翻訳に次いで世界第三位を占めている。また、第二次世界大戦を挟んで低下していた外国人のドイツ語熱もここ数十年間とみに回復し、現在では、60余りの外国で1700万人以上の人々がドイツ語を習っているといわれる。[濱川祥枝]

英語との違いのいくつか

同じ語系の、しかも非常に近い関係にある言語とはいえ、英語がいわば「革新的」な変化の歴史をたどり、名詞の性、冠詞・名詞・指示代名詞・付加語的形容詞の屈折語尾、動詞の人称変化語尾などを次々に失っていったのに対し、ドイツ語は、これらのものをいまなおかなりの程度まで保持している。たとえば、すべての単数名詞は男性・女性または中性という三つの性のいずれかに属するほか、一格から四格まで、四つの格をもっている。英語が「入りやすいが窮めがたい言語」、ドイツ語はその反対とされることが多いのは、主としてこの事実に基づいている。
 また、ドイツ語の名詞は、いまなお頭文字を大文字で書くのが普通である。したがって、文中の単語が名詞であることだけはただちに見分けることができる。この習慣は中高ドイツ語にはまだなく、一般化したのは16世紀末ごろであるが、1948年にデンマーク語がこの習慣を廃止して以来、ヨーロッパ諸言語のなかで、ドイツ語だけのユニークな特色となっている(ただし、ドイツ語では名詞の定義がとくにむつかしいことなどいくつかの理由で、この習慣はつねに論議の的になっており、廃止論者の勢力は漸次強まりつつある)。
 文章内での単語や句の位置(いわゆる語順)については、ドイツ語にもかなり複雑かつ厳密な規定があり、副文(従属文)では動詞(定動詞)が文末に置かれることなど、ドイツ語の際だった特色の一つであるが、英語に比し、ドイツ語の語順は一般にかなり自由である。たとえば英語の場合、〔1〕The hunter killed the bear.は「その猟師はそのクマを殺した」、〔2〕The bear killed the hunter.は「そのクマはその猟師を殺した」の意味であり、かつ、この意味でしかありえないが、〔1〕にあたるドイツ文はDer Jger ttete den Bren.、〔2〕にあたるそれはDer Br ttete den Jger.であるとはいえ、この二つの文章において主語と目的語の位置を入れ替えて、それぞれDen Bren ttete der Jger.およびDen Jger ttete der Br.とすることは――意味のうえで多少ニュアンスの相違が生まれる可能性はあるものの――文法的にはまったく問題がない。この例文の場合、このように語順を変えても基本的には意味が変わらず、しかも誤解のおそれが生じないのは、英語と違い、主語および目的語の格が屈折語尾によって明示されているからにほかならないが、たまたま主格と目的格が同形の場合――しかも、中性・女性および複数名詞の場合にはつねにそうであるが――には、一つの文章が二様に解釈される可能性が生まれる。たとえば、Das Kind ttete die Mutter.という文章は、「その子供はその母親を殺した」とも、「その母親はその子供を殺した」ないし「その子供をその母親は殺した」とも解釈でき、そのいずれの解釈が正しいかは、(語勢をも含む)コンテクストによって判断するほかない。Wolf klopfte das Herz.という文章は、初心者には「オオカミが心臓をたたいた」と迷訳されかねない。正解はむろん「ウォルフさんは心臓がどきどきした」で、この場合のWolfは三格の人名である。Wolfという単語が、「オオカミ」という意味で無冠詞・単数の形で用いられることはありえない。こうした文章が可能なのも、ドイツ語の語順がそれほど固定されていないからである。[濱川祥枝]
『相良守峯著『ドイツ文法』(1979・岩波全書) ▽濱川祥枝著『ドイツ文法の初歩』(1978・白水社) ▽濱川祥枝著『現代ドイツ語』(1975・白水社) ▽ハンス・エガース著、岩崎英二郎訳『二十世紀のドイツ語』(1975・白水社)』

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世界大百科事典内のドイツ語の言及

【インド・ヨーロッパ語族】より

…古くはアーリヤ語族Aryanという名称も用いられたが,これはインド・イラン語派の総称で,印欧語族については不適当である。インド・ゲルマン語族の名は,ドイツ語で今日もなお慣用となっているIndo‐Germanischに由来する。この名称は,東のインド語派と西のゲルマン語派をこの大語族の代表とみる考え方に基づいてつくられたものであるが,ドイツ語以外では使用されない。…

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