一日千金(読み)いちにちせんきん

精選版 日本国語大辞典 「一日千金」の意味・読み・例文・類語

いちにち‐せんきん【一日千金】

〘名〙 (蘇東坡「春夜詩」の「春宵一刻価千金」による)
一日千金に価するほどたいせつであるということ。
浮世草子世間胸算用(1692)序「一日千金の大晦日をしるべし」
② 一日に千金もの多く金銭が消費されること。
※浮世草子・世間胸算用(1692)三「一日千金の色所に遊び、十分請取銀あれば、其内に不足こしらへ」

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