精選版 日本国語大辞典 「世間向」の意味・読み・例文・類語
せけん‐むき【世間向】
〘名〙
※応永本論語抄(1420)微子第一八「隠居して世務を廃てて、世間むきのことをば、一向に云ざる也」
② 世間でふつう行なわれている通りであること。通り一遍。
※京大本湯山聯句鈔(1504)「形の高下を忘たるうへは、世間むきの礼なんどをばせぬぞ」
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