乾也焼(読み)ケンヤヤキ

デジタル大辞泉 「乾也焼」の意味・読み・例文・類語

けんや‐やき【×也焼】

明治初期、三浦乾也が東京向島で焼きはじめた陶器尾形乾山作風に倣ったもので、茶陶が多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乾也焼」の意味・読み・例文・類語

けんや‐やき【乾也焼】

〘名〙 三浦乾也が、明治八年(一八七五)東京向島長命寺に開窯して、そこで焼いた陶器。乾山(けんざん)風の雅陶を得意としたが、乾也玉といわれた陶製根掛(ねがけ)かんざしの珠なども焼いた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android