人目に余る(読み)ヒトメニアマル

デジタル大辞泉 「人目に余る」の意味・読み・例文・類語

人目ひとめあま・る

ようすや行いが目立ちすぎて、他人を不快な気持ちにさせる。「―・る振る舞い」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人目に余る」の意味・読み・例文・類語

ひとめ【人目】 に 余(あま)

行為様子などが他人の目につきすぎて見逃しがたい。ひどすぎると他人に感じさせる。目に余る。
※続千載(1320)恋一・一〇七六「ほしわびぬ小野のしの原忍びかね人めにあまる袖の白露〈藤原実重〉」
② すばらしくて、人が目にすることのできないほどである。めざましい。
太平記(14C後)三「人目に余る程の軍、一度して死たらば」

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