20世紀日本人名事典 「伊藤 鷗二」の解説 伊藤 鷗二イトウ オウジ 昭和期の俳人 生年明治24(1891)年4月23日 没年昭和43(1968)年12月30日 出生地東京市日本橋区浜町 本名伊藤 秀次(イトウ ヒデジ) 別名前号=花酔 学歴〔年〕早稲田実業卒,日本大学法科中退 経歴早稲田実業卒業後、日本勧業銀行に勤めたが、間もなく生家の酒屋(老舗「伊勢藤」)を継ぐ。戦争中は旧制―高職員、戦後は「邦楽新聞」の発行に携わる。明治40年頃から句作をはじめ、「春泥」「春蘭」などの同人を経て、「渋柿」「若葉」に参加。句集に昭和10年刊行の「鷗二句集」や俳論集「鷗二俳論」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報