伝誦(読み)デンショウ

デジタル大辞泉 「伝誦」の意味・読み・例文・類語

でん‐しょう【伝×誦】

[名](スル)物語叙事詩などを口から口へととなえ伝えること。「民話伝誦する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伝誦」の意味・読み・例文・類語

でん‐しょう【伝誦】

〘名〙 代々伝えてとなえること。また、口から口へととなえ伝えること。
万葉(8C後)八・一六五〇・左注「右一首作者未詳、但竪子阿倍朝臣虫麻呂伝誦之」 〔宋史‐范質伝〕

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普及版 字通 「伝誦」の読み・字形・画数・意味

【伝誦】でんしよう

相伝えて誦読する。宋・軾〔文正公文集の序〕、天中に在りて、~言の書を爲(つく)りて以て宰相(おく)り、天下傳誦す。

字通「伝」の項目を見る

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