其処ら(読み)ソコラ

デジタル大辞泉 「其処ら」の意味・読み・例文・類語

そこ‐ら【×処ら】

[代]中称の指示代名詞
聞き手のいる場所のあたりをおおまかにさす。そのあたり。そのへん。「其処らを散歩してくる」
聞き手に関する事柄のだいたいの程度をさす。そのくらい。そのへん。そこいら。「其処らが妥当だ」
[名]数量を表す語に、多く助詞「や」または「か」を介して付き、その数量に近いことを漠然とさしていう。その程度。そのくらい。「とお其処ら子供にはわかる道理がない」「駅まで二〇分か其処らで行ける」
[類語]そこそこいらそんじょそこら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android