内割(読み)ウチワリ

デジタル大辞泉 「内割」の意味・読み・例文・類語

うち‐わり【内割】

歩合高元高に対する比。
穀物を精製したときに、もとよりも分量が減ること。また、その減った分量。内耗うちべり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内割」の意味・読み・例文・類語

うち‐わり【内割】

〘名〙
歩合算で、元高に対する歩合高の割合
② 穀物をついて精白したとき、元の量に比べて減った量。うちべり。つきべり。⇔外割
③ 網の縮結(しゅくけつ)の割合を表示する一つ方法魚網を横にぴんと張った長さをLとし、それに付けるロープをlとすると、をいう。⇔外割

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の内割の言及

【いせ】より

…網地の長さは網目を完全に引きのばした状態で測るので,網地を同じ長さの綱につけたのでは網の目が開かない。網地の長さ(N)から綱の長さ(R)を引いて,綱の長さで割ったもの(NR)/Rを外割(そとわり),網地の長さで割ったもの(NR)/Nを内割(うちわり)という。東北・北海道地方では外割を用いるが,一般には内割を用いる。…

※「内割」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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