元高(読み)モトダカ

デジタル大辞泉 「元高」の意味・読み・例文・類語

もと‐だか【元高】

歩合利息などを計算するもとになる金額元金。また、原価

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「元高」の意味・読み・例文・類語

もと‐だか【元高】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 貸し借りしたもとの金額。利息や歩合などを含まないもとの金額。元金(がんきん)。また、原価。
    1. [初出の実例]「且手形は必す元高を以て買戻すべし」(出典:公議所日誌‐三・明治二年(1869)三月)
  3. 江戸時代初期検地によって定められた公定石高。後の検地高を「今高」「新高」というのに対して、または、新田高に対していう。
    1. [初出の実例]「昔より私領渡の節、〈略〉百石以上の新田は本高に入れわたす御定法也」(出典:地方凡例録(1794)一)

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