元高(読み)もとだか

精選版 日本国語大辞典 「元高」の意味・読み・例文・類語

もと‐だか【元高】

〘名〙
① 貸し借りしたもと金額利息歩合などを含まないもとの金額。元金(がんきん)。また、原価
公議所日誌‐三・明治二年(1869)三月「且手形は必す元高を以て買戻すべし」
江戸時代初期検地によって定められた公定石高。後の検地高を「今高」「新高」というのに対して、または、新田高に対していう。
地方凡例録(1794)一「昔より私領渡の節、〈略〉百石以上の新田本高に入れわたす御定法也」

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デジタル大辞泉 「元高」の意味・読み・例文・類語

もと‐だか【元高】

歩合利息などを計算するもとになる金額。元金。また、原価

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