凄其(読み)せいき

精選版 日本国語大辞典 「凄其」の意味・読み・例文・類語

せい‐き【凄其】

〘形動タリ〙 (「其」は語調をととのえる語) すさまじいさま。さむざむとしたさま。
菅家文草(900頃)一・秋風詩「一箇青蘋末、凄其万不同」
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「此日陰風淒其として、殊に凜冽を覚へたり」 〔詩経‐邶風・緑衣

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普及版 字通 「凄其」の読み・字形・画数・意味

【凄其】せいき

寂しい。

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