呉竹の台(読み)クレタケノダイ

デジタル大辞泉 「呉竹の台」の意味・読み・例文・類語

くれたけ‐の‐だい【呉竹の台】

清涼殿東庭の北寄りにある、呉竹を植えた所。格子籬垣ませがきの中にある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「呉竹の台」の意味・読み・例文・類語

くれたけ【呉竹】 の 台(だい・うてな)

仁寿殿の西の庭の敷設。清涼殿東南よりの川竹(かわたけ)の台に対して配置されている格子の籬垣(ませがき)の中に、淡竹(はちく)を植えた所。⇔川竹の台
江家次第(1111頃)八「自河竹台南辺、東西行引幔」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の呉竹の台の言及

【清涼殿】より

…階段は東側2ヵ所,北側に1ヵ所,ともに3級の木階である。東庭に御溝水(みかわみず)が流れ,南寄りに〈漢竹(かわたけ)の台(垣)〉,北寄り離れた位置に仁寿殿の〈呉竹の台〉がある。【平林 盛得】。…

※「呉竹の台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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