籬垣(読み)マセガキ

デジタル大辞泉 「籬垣」の意味・読み・例文・類語

ませ‐がき【×籬垣】

竹・しばなどを粗く編んでつくった低い垣。ませ。まがき。
柴などを両方から当ててくいの見えないように結った垣。

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精選版 日本国語大辞典 「籬垣」の意味・読み・例文・類語

ませ‐がき【籬垣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 竹や木などで作った低く目のあらい垣。ませ。まがき。
    1. [初出の実例]「山がつの垣ほに囲ふませかきのませたりきとも見えし君かな」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)四)
  3. 黒文字・柴などを杭(くい)両側からあてて並べ、杭の見えないように作った垣。〔石組園生八重垣伝(1827)〕
    1. 籬垣<b>②</b>〈石組園生八重垣伝〉
      籬垣〈石組園生八重垣伝〉

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普及版 字通 「籬垣」の読み・字形・画数・意味

【籬垣】りえん(ゑん)

まがき。〔晋書、呉隠之伝〕歸舟の日、裝に餘無し。至るにんで、數畝の小宅、籬垣仄陋(そくろう)にして、屋六妻子を容れず。

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