通説では「本草和名」にいう淡竹(はちく)。「和名抄」では竹のことという。中国産だが、早くから渡来し、火(ひとり)や杵・臼・箕などの柄の材料となったらしい。観賞用にも植えられ、清涼殿の東庭のものが有名。「枕草子」にはこの竹が晉の王子猷に愛され「此君」と呼ばれた故事があげられている。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
※「呉竹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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