四土(読み)しど

精選版 日本国語大辞典 「四土」の意味・読み・例文・類語

し‐ど【四土】

〘名〙 仏語仏土四つに分けたもの。天台宗で説く、凡聖同居土、方便有余土、実報無障礙土、常寂光土総称。また、他に法身土、報身土、応身土、化土の四種、法性土、自受用土、他受用土、変化土の四種を説くものもある。
本朝文粋(1060頃)一二・西方極楽讚〈具平親王〉「四土不二極楽国、三身即一阿彌陀」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android