コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

仏土 ぶつど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仏土
ぶつど

仏が在住,または教化する国土仏国土ともいう。三輪宗の吉蔵は不浄,不浄浄,浄不浄,雑,浄の五を立て,これに凡聖同居土,大小同居土,独菩薩土,諸独居土の四位があるとした。天台宗では,凡聖同居土,方便有余土,実報無礙土,常寂光土の四土を説き,極楽浄土は凡聖同居土とした。華厳宗では全宇宙を蓮華蔵世界とした。法相宗では,法性の理を国土とした法性土,仏以外は知ることのできない自受用土 (じじゅゆうど) と菩薩を教化するための他受用土,それ以下のものを教化するために変じ現された変化土の3種をいう。真言宗では行者の境地を3階級に分け,上から密厳仏国,十方浄土,諸天修羅宮に安住するとき,それぞれ法身,報身,応身から分れた等流身の居所とする。浄土教では極楽浄土のみを問題とし,真宗ではこれを分けて真実報土と凡夫を導くための方便としての方便化土とを立てる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ぶつ‐ど【仏土】

仏が住む土地。浄土。
仏が教化(きょうけ)を施す国土。この現実世界。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ぶつど【仏土】

仏の住む世界。仏の国土。浄土。
釈迦が出現して、教化したこの世界。この世界。娑婆世界。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

仏土の関連キーワード三重県伊賀市東高倉西方浄土一仏世界十万億土教行信証蓮華往生娑婆世界天平彫刻仏教美術阿弥陀仏一仏浄土錦織寺三仏土釈迦土地本土仏刹

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android