女冠(読み)オンナコウブリ

デジタル大辞泉 「女冠」の意味・読み・例文・類語

おんな‐こうぶり〔をんなかうぶり〕【女冠】

宮中女房位階を与えられること。→男冠おとここうぶり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「女冠」の意味・読み・例文・類語

おんな‐こうぶり をんなかうぶり【女冠】

〘名〙 皇親や宮中の女房などの女が位階を授けられること。⇔男冠(おとここうぶり)
※宇津保(970‐999頃)蔵開下「をんなかうぶり一階こえて、内侍のかみ三位の加階し給ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「女冠」の読み・字形・画数・意味

【女冠】じよかん

女道士

字通「女」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の女冠の言及

【道士】より

…同時にこの語には〈道術の士〉〈方士〉の意味がそなわっており,およそ4世紀以後,もっぱら道教の専門的実修者をさすようになった。女性の道士は〈女道士〉とも〈女冠〉ともよばれる。【吉川 忠夫】。…

※「女冠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android