孤塁を守る(読み)こるいをまもる

精選版 日本国語大辞典 「孤塁を守る」の意味・読み・例文・類語

こるい【孤塁】 を 守(まも)

孤立したとりでを守る。転じて、孤立無援状態にありながらも、一人、あるいはわずかな人数でことを進めて行くことをたとえていう語。
※社会観察万年筆(1914)〈松崎天民〉蛮カラ列伝「水蔭は〈略〉眉山死し、柳浪老い、思案振はぬ当節柄、真個硯友社孤塁(コルヰ)を守(マモ)る、勇将面影あり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報