宗社(読み)ソウシャ

デジタル大辞泉 「宗社」の意味・読み・例文・類語

そう‐しゃ【宗社】

宗廟そうびょう社稷しゃしょく。転じて、国家
印度開化世界に先だちて而して其―の覆えりしこと幾回ぞ」〈雪嶺真善美日本人

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精選版 日本国語大辞典 「宗社」の意味・読み・例文・類語

そう‐しゃ【宗社】

〘名〙 宗廟社稷(しゃしょく)。転じて、国家。
※続日本紀‐天平一八年(746)三月己未「斯蓋乾坤垂福、宗社降霊、河洛呈祥、幽明恊度」
童子問(1707)中「其宜子孫繁衍。保数百年宗社
※真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉日本人の能力「印度の開化、世界に先だちて而して其宗社の覆へりしこと幾回ぞ」 〔李白‐贈常侍卿詩〕

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