対格(読み)タイカク

デジタル大辞泉 「対格」の意味・読み・例文・類語

たい‐かく【対格】

ヨーロッパ諸語などの文法で、主に直接目的語を表す格。動作目標対象を表す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「対格」の意味・読み・例文・類語

たい‐かく【対格】

〘名〙 文法の用語インド‐ヨーロッパ語族などにおける格の一つで、動作の目標や対象を表わす。

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世界大百科事典(旧版)内の対格の言及

【格】より

…たとえば,ラテン語でpuellamは〈少女を〉といった意味で,その〈を〉に該当するのは‐(a)mのあたりであり,かつ,前の部分(語幹)との間の境界線があまり明確でない。ラテン語文法では,このようなpuellamと同様の機能を有する名詞活用形を〈対格〉と呼んでいる。対格を表す語尾は名詞によって一様ではない。…

※「対格」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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