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目的語 もくてきご object

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

目的語
もくてきご
object

文法用語。客語ともいう。文中にあって,意味のうえで動詞の表わす動作,作用の対象を示す単語や句。I love you.の youなど。目的語をとる動詞を他動詞という。 Give me liberty. (われに自由を与えよ) のような文では,me (われに) を間接目的語,liberty (自由を) を直接目的語という。

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デジタル大辞泉の解説

もくてき‐ご【目的語】

文の成分の一。他動性の動詞の表す動作をこうむる人や事物を表す語。現代語では、一般に格助詞「を」を伴う。西洋文法では、直接目的語・間接目的語などに区別することがある。学校文法では連用修飾語に含めて扱われる。客語。

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百科事典マイペディアの解説

目的語【もくてきご】

文の成分の一つ。一般に動詞の表す働きをうける名詞,代名詞,数詞,名詞句など。印欧語では,日本語の〈〜を〉にあたる直接目的語と〈〜に〉にあたる間接目的語のほか,前置詞が支配する名詞も目的語と呼ばれる
→関連項目日本語

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世界大百科事典 第2版の解説

もくてきご【目的語】

の主要構成成分の一つで,動詞のあらわす働きをこうむる,あるいはその目標となる人や物を示す成分をいう。客語ともいわれる。このように意味的に定義される目的語は,形態的には言語によりさまざまの形をとって,文中のさまざまの位置にあらわれる。 日本語の〈太郎が花子にリンゴをあげた。〉のような文において,〈あげる〉という行為の対象としてその働きを直接こうむる〈リンゴ〉と,その受け手である〈花子〉の二つが目的語となっているが,前者を直接目的語,後者を間接目的語とよぶ。

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大辞林 第三版の解説

もくてきご【目的語】

文の成分のうち、述語動詞の表す動作・作用が及ぶ対象物や相手を表す語。「卵を割る」「湯をわかす」「辞書をひく」の「卵を」「湯を」「辞書を」などのように、現代語では、多くの場合、格助詞「を」を伴う。もっとも、国文法では、一般に連用修飾語に含めて取り扱われる。英文法などでは、さらに直接目的語と間接目的語を区別することもある。客語。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

目的語
もくてきご

統語上の機能に基づいて分類した文構成要素(名詞句)の一つ。文中の名詞句が目的語であるための条件は、言語によって異なる。英文法の伝統的分類では、文はまず「主語―述語」と分析される。述語にはいくつかの型があるが、その一つは「動詞―目的語」と分析される。英語では、目的語は動詞の直後に位置し、受動文の主語になりうるという点で、他の名詞句と区別される。たとえば、‘John killed Mary.’の‘Mary’は目的語である(‘Mary was killed by John.’といえる)が、‘John became a teacher.’の‘a teacher’は目的語ではない(‘A teacher was become by John.’とはいえない)。伝統文法ではまた、目的語を直接目的語と間接目的語とに分けることがある。間接目的語は直接目的語と異なり、前置詞句と交換でき、しばしば省略可能である(‘John bought 〔Mary〕 a watch.’=‘John bought a watch 〔for Mary〕.’)。なお、単に目的語という場合は、直接目的語をさすのが通例である。
 目的語が「動詞の示す動作・作用の影響を受けるものを示す語」と規定されることがあるが、これは個々の動詞の意味と関連して規定される名詞句の性質であって、統語上の概念である目的語の規定としては正しくない。それどころか、こうした意味的規定の当てはまらない例も少なくない(‘I know Mary.’ ‘We enjoyed the movie.’など)。目的語はまた、格語尾ないし前置詞(後置詞)による形態上の特徴に基づいて規定されることもあるが、これらの対応はかならずしも一対一ではない。たとえば、ドイツ語では、目的語と認められるものが対格で示されるが、対格が目的語を示さないこともある。日本語では、目的語を示す助詞「を」が「が」と交替することがある(「水を飲みたい=水が飲みたい」)。ただし、日本語で「を」のつく名詞句が統語上特別の役割を担う(語順、受動化の可否など)かどうかは疑問であって、日本語に目的語を認める必要はないという考えもある。[山田 進]

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