後夫(読み)ウワオ

デジタル大辞泉 「後夫」の意味・読み・例文・類語

うわ‐お〔うはを〕【夫/上夫】

二度目の夫。あとの夫。〈和名抄

ご‐ふ【後夫】

のちぞいの夫。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後夫」の意味・読み・例文・類語

こう‐ふ【後夫】

〘名〙
① あとの男。後輩
懐風藻(751)在常陸贈倭判官留在京〈藤原宇合〉「理合先進。還是後夫」
再縁の夫。後添いの夫。〔日葡辞書(1603‐04)〕
浮世草子武家義理物語(1688)五「縁(ゑん)にまかせ後夫(コウフ)を求る心ざし」 〔顔氏家訓‐後娶〕

ご‐ふ【後夫】

〘名〙 先夫死別または離別した後につれそう夫。のちぞいの夫。
※浮世草子・好色一代男(1682)二「程経りて後夫(ゴフ)を求るもなきならひにはあらず」

うわ‐お うはを【後夫】

〘名〙 後の夫。二度目の夫。⇔下夫(したお)。〔二十巻本和名抄(934頃)〕

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