徒より（読み）カチヨリ

デジタル大辞泉「徒より」の意味・読み・例文・類語

［連語］《「より」は動作の手段を表す格助詞》徒歩で。歩いて。
「他夫ひとづまの馬より行くに己夫おのづまし―行けば」〈万・三三一四〉

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

(名詞「かち（徒）」に、動作の手段、方法を表わす格助詞「より」の付いたもの)

① 徒歩で。歩いて。

※書紀（720）神武即位前戊午年四月（北野本訓）「皇師(みいくさ)兵(つはもの)を勒(ととのへ)、歩(カチヨリ)龍田に趣(をもむく)」

② 陸路から。陸路を。

※栄花（1028‐92頃）玉の村菊「かくて我はかちより、北の方をば船より下(くだ)し給」

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報

自動車税は自動車（軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く）の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等（原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...