成等正覚(読み)ジョウトウショウガク

デジタル大辞泉 「成等正覚」の意味・読み・例文・類語

じょう‐とうしょうがく〔ジヤウトウシヤウガク〕【成等正覚】

仏語菩薩ぼさつが、仏の悟りである等正覚を成就すること。迷いを去って完全な悟りを開くこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「成等正覚」の意味・読み・例文・類語

じょう‐とうしょうがく ジャウトウシャウガク【成等正覚】

〘名〙 仏語。菩薩因位修行を経て、修行の最終結果としての一切平等で正しい悟りを完成すること。仏の悟りを開くこと。成仏すること。成等菩提。じょうとう。
平家(13C前)灌頂「『天子聖霊、成等正覚、頓証菩提』といのり申させ給ふにつけても」
正法眼蔵(1231‐53)夢中説夢「釈迦牟尼仏、および一切の諸仏諸祖、みな夢中に発心修行し、成等正覚するなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android