正覚(読み)ショウガク

デジタル大辞泉 「正覚」の意味・読み・例文・類語

しょう‐がく〔シヤウ‐〕【正覚】

《「無上等正覚」の略》仏語。真の悟り。仏の悟り。等正覚。

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精選版 日本国語大辞典 「正覚」の意味・読み・例文・類語

しょう‐がくシャウ‥【正覚】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。すべての迷いを断ち切った正しい悟り。仏の悟りをいう。等正覚、正等ともいう。
    1. [初出の実例]「悟無生忍、速成正覚」(出典:醍醐寺本元興寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747))
    2. 「釈迦の御のり正覚成給し日より」(出典:観智院本三宝絵(984)中)
    3. [その他の文献]〔無量寿経‐上〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「正覚」の意味・わかりやすい解説

正覚
しょうがく

仏教用語。無上正等覚,三藐三菩提の略で,正しい仏の悟りのこと。阿弥陀如来が十却の昔に正覚を成就して仏になったときを,正覚の一念浄土蓮華を正覚の華という。

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