デジタル大辞泉 「打ち遣る」の意味・読み・例文・類語 うち‐や・る【打ち▽遣る】 [動ラ五(四)]1 そのままにしておく。かえりみずにほうっておく。うっちゃる。「代助は平生から、此位に世の中を―・っていた」〈漱石・それから〉2 遠くへやる。放して置く。「御髪は、こちたく清らにて、九尺ばかりおはしますを、結ひて―・られたり」〈夜の寝覚・四〉3 屈託した気持ちなどを晴らす。「なにとなく見聞くごとに心―・りて過ぐしつつ」〈右京大夫集・詞書〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例