デジタル大辞泉 「御髪」の意味・読み・例文・類語 み‐ぐし【▽御▽髪】 1 頭髪の敬称。おぐし。2 (「御首」「御頭」と当てて書く)首や頭の敬称。「―もたげて、見いだし給へり」〈源・夕顔〉 お‐ぐし【▽御▽髪】 《女性語。古くは、貴人の髪をいう女房詞》頭髪の敬称。みぐし。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御髪」の意味・読み・例文・類語 み‐ぐし【御髪・御首・御頭】 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語。「くし」は櫛で、道具によって髪を間接に表現するところから尊敬語化したもの。「みくし」とも )① 頭髪の敬称。おぐし。[初出の実例]「御とし十七さいばかりにて、御ぐしいとめでたし」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲中)② 首または頭の敬称。おぐし。[初出の実例]「首(ミクシ)を廻(めく)らして顧眄之間(みるまさかり)に」(出典:日本書紀(720)神代上(兼方本訓)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例