日本アイ・ビー・エム[株](読み)にほんアイビーエム

百科事典マイペディア の解説

日本アイ・ビー・エム[株]【にほんアイビーエム】

世界最大のコンピューター会社IBMの日本法人で100%子会社。1937年日本ワットソン統計会計機械設立,1949年日本インターナショナル・ビジネス・マシンズと改称,1959年現社名。汎用大型コンピューターでは強力。一時パソコンで日本メーカーに押されていたが,最近は小型機へのシフト強め,電子商取引関連機器やソフト・サービス関連にも力を注いでいる。低調だった企業のIT投資が復調し,得意の大型汎用機ほか,中小型サーバーで攻勢をかける。IBMブランドのノートパソコン開発の中核拠点だった米国本社がパソコン事業を中国のレノボ(聯想)に売却したことを受け,同事業関連の従業員はレノボ・ジャパンに移籍した。本社東京。2011年資本金1353億円,2011年12月期売上高8681億円。

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世界大百科事典(旧版)内の日本アイ・ビー・エム[株]の言及

【IBM】より

…典型的な多国籍企業で,百二十数ヵ国に進出し,売上げも海外のウェイトのほうが高い。在日法人として日本アイ・ビー・エム社(1937設立。59年現社名に変更)がある。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」