精選版 日本国語大辞典 「有馬山・有間山」の意味・読み・例文・類語
ありま‐やま【有馬山・有間山】
※万葉(8C後)三・四六〇「嘆きつつ我が泣く涙有間山(ありまやま)雲居たなびき雨に降りきや」
[2] 〘名〙
① 「有馬」に「あり」をかけて、単に「ある」の意にいう、しゃれ。
② 「無し」というのを忌んでいい、かつ、そのしゃれとする。
※滑稽本・世中貧福論(1812‐22)後「誠にかたじけありま山、いなとは申さず」
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