期末手当(読み)きまつてあて

精選版 日本国語大辞典 「期末手当」の意味・読み・例文・類語

きまつ‐てあて【期末手当】

〘名〙 会計上、運営上の期末決算に際して、その事業団体に所属する人に、本来の給料以外に与えられる特別の給与賞与。慰労金。ボーナス
地方自治法(1947)二〇三条「普通地方公共団体は、条例で、その議会議員に対し、期末手当を支給することができる」

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世界大百科事典(旧版)内の期末手当の言及

【賞与】より

…通常,賃金についていわれるときは,特別に支払われる配当を意味し,一般に一定水準以上の生産能率をあげた場合に支給される。一方,日本には盆暮,期末などに毎月の賃金とは別に一時金が支給される賃金慣行があり,これを賞与,ボーナス,一時金,夏季手当,年末手当,期末手当などと呼んでいるが,その性格は欧米のボーナスとは著しく異なる。沿革的には,封建時代に商人社会や職人社会で盆暮に支給されていた〈お仕着(しきせ)〉の慣習が起源といわれるが,直接の始まりは1876年の三菱商事の賞与制度で,以後大企業を中心に普及したとされる。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」