柴門(読み)サイモン

デジタル大辞泉 「柴門」の意味・読み・例文・類語

さい‐もん【×柴門】

しばを編んでつくった門。また、質素で閑静な住居柴扉さいひ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「柴門」の意味・読み・例文・類語

さい‐もん【柴門】

〘名〙 柴で編んだ門。草庵の門。柴扉(さいひ)。また転じて、粗末な庵(いおり)
本朝麗藻(1010か)下・暮秋於左相府宇治別業即事〈藤原道長〉「柴門月静眠霜色、旅店風寒宿浪声」 〔隋書‐地理志上〕

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普及版 字通 「柴門」の読み・字形・画数・意味

【柴門】さいもん

しばのとぼそ。また、門をとざす。〔晋書儒林、虞喜伝〕太中、~士を以てせらるるも就かず。~高枕柴門、怡然(いぜん)として自ら足る。

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