棹歌(読み)サオウタ

デジタル大辞泉 「棹歌」の意味・読み・例文・類語

さお‐うた〔さを‐〕【×棹歌】

船頭などがをさしながらうたう歌。ふなうた。さおのうた。とうか。

とう‐か〔タウ‐〕【×棹歌/×櫂歌】

船頭が舟をこぎながらうたう歌。ふなうた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「棹歌」の意味・読み・例文・類語

さお‐うた さを‥【棹歌】

〘名〙 船頭などが棹で舟を進めながらうたう歌。舟歌。棹の歌。
夫木(1310頃)三三「淡路舟霧隠れ漕ぐさほ歌の声ばかりこそ瀬門わたりけれ〈守覚法親王〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「棹歌」の読み・字形・画数・意味

【棹歌】とう(たう)か

舟うた。漢・武帝秋風の辞〕簫鼓(せうこ)鳴りて、棹歌を發す 樂極まりて、哀多し 少壯時ぞ、老を奈何(いかん)せん

字通「棹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android