正長斑岩(読み)せいちょうはんがん(英語表記)orthophyre

岩石学辞典 「正長斑岩」の解説

正長斑岩

正長石斑晶長石質石基に含まれる特徴の岩石を総括した名称であったが[Coquand : 1857],ローゼンブッシュ粗面岩に対応する先第三紀の岩石に限定した[Rosenbusch : 1887].この岩石名は正長石の結晶が短い矩形状の断面をもち無方向に並んだ短柱斑状(orthphyric)組織名として残っている[Tomkeieff : 1983].正長珪長岩(orthofelsite)[Teall : 1888].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android