デジタル大辞泉
「毛焼」の意味・読み・例文・類語
け‐やき【毛焼(き)】
1 鳥の羽毛をむしったあと、肌に残った毛を火で焼くこと。
2 「毳焼き」に同じ。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
け‐やき【毛焼】
〘名〙
① 獣を、毛や皮の付いたまま火で焼くこと。
※玉塵抄(1563)四四「けやきした肉ぞ。狸をば毛ながらやいて食ぞ」
② 鳥の毛をむしったあと、残ってついているこまかい毛を、火で焼いて取ること。
※
日葡辞書(1603‐04)「トリヲ qeyaqi
(ケヤキ)スル」
③
織物の
表面を
平滑にして艷
(つや)をだすため、表面に突き出している
毛羽を焼くこと。
※梵舜本沙石集(1283)八「家をふきたりけるが、かや屋の習と云ひ乍、殊に
すべらかにもなきを、心地あしく思ひて『毛やきせむ』と云ふに」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報