デジタル大辞泉
「減劫」の意味・読み・例文・類語
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げん‐ごう ‥ゴフ【減劫】
〘名〙 仏語。
仏教で、人間の寿命が無量歳ないしは
八万歳から年々、または一〇〇年に一歳ずつ減じて一〇歳に至る過程をいう。一〇歳になると、また同じ過程を経て
増加し、増加が
極限に至ると、また減ずるという過程を繰り返すと考える。⇔
増劫(ぞうごう)。
※
秘蔵宝鑰(830頃)中「増劫之日人皆思
二十善
一、減劫之年家好
二十悪
一」 〔禅林宝訓‐一〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報