溶接棒(読み)ヨウセツボウ

デジタル大辞泉 「溶接棒」の意味・読み・例文・類語

ようせつ‐ぼう【溶接棒】

金属溶接の際、溶接部にとかしこんで充塡じゅうてんするのに用いる融点の低い棒状の金属。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「溶接棒」の意味・わかりやすい解説

溶接棒【ようせつぼう】

アーク溶接ガス溶接において,溶けて溶接部分の母材一体となり接合目的を果たす金属棒。軟鋼の場合ふつう径2〜6mm。裸溶接棒と被覆溶接棒がある。被覆剤はイルメナイトなど多種あり,大気からの溶接部分の保護,アークの安定その他の役割をもつ。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android